Beauty Beride

ラグジュアリー:ファッションの欲望展

Date
2009-10-31 (土)

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今日から東京都現代美術館でラグジュアリー:ファッションの欲望展が開催されました。なんと、この展覧会は17世紀のヨーロッパで実際に着られていたドレスを見ることが出来ます。

昨日、オープニングを祝してのレセプションパーティーが開かれ、いってまいりました!

写真は入り口すぐに展示されていたDerveaux  Bodiceと呼ばれるもの。女王エリザベス1世にまつわるボディスです。

エリザベス女王の晩年の恋人だったエセックス 伯爵は、1601年に反逆罪で処刑されてしまいました。処刑が決まった時にエセックス伯爵の母親が息子の命を助けて欲しい一心で女王に献上したものだと言われています。献上された時はスカートもセットだったそうですが、400年以上も前ですからボディスのみでも健在であることは奇跡ですよね。

母親が息子の命乞いに送った品。しかも、その相手がエリザベス女王だけあって、なんとも贅沢の極みです。その当時のイギリスで重要な工芸だった刺繍ニードルワークの頂点を示すかのごとく、編み物やレースなどを織り交えながら美しく立体的に仕上がっています

展覧会ではかなり近くで見る事が出来たので、目をこらしてじっくりと観察しました。

よく見ると、銀糸に覆われたベースの生地に何種類ものお花に蝶や毛虫やかたつむり、蜘蛛や蛇などの動物も見られました。しかも、お花の花びらがカールしていたり、エンドウ豆のようなものは立体的に膨らんでいたり、虫は命があるかのようでした。

この1点のみで既にラグジュアリーの絶頂に誘われた気分になりました。

でも、足を進めれば進める程、高度な集中力と手仕事の賜物であるドレス達と出会うことが出来、まさに贅沢な時間となりました。あぁ、まだ余韻に浸っています。

昨夜はマスコミ、ファッション関係者などが集まったのですが、とても大勢で賑わうレセプションでした。その人数からもどれほど注目されている展覧会なのかがよくわかりました。来年の一月まで開催しているので、私はまた行くつもりです。こんな貴重な機会!のがせませんからっ!

(イギリス ボディス 1960年頃 京都服飾文化研究財団所蔵 畠山直哉撮影 )

 

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