Beauty Beride

いつの時代も、下着は洋服を輝かせる

Date
2009-07-05 (日)

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昨日もご紹介しました、このデイドレス(写真奥)は1869年のヨーロッパで実際に着られていたものです。絹のホワイトに水色のチュールレースがアクセントになり、とても清楚!きっと、気品ある女性が着ていたのでは?と想像できます。

この頃のヨーロッパのスカートを大きく膨らませることが、上流階級の女性達のファッションの主流でした。そのファッションに一役買っていたのは下着です。1840年代に入る前までは、ペチコートを幾重にもはき重ねて、その上にドレスを着用することでドレスのスカートに丸みを出していました

1840年代初期になると、馬の尾毛から組み立てられたペチコート「クリノリン」が誕生クリノリンとは馬の毛(crin)と麻(lin)が合わさって生まれた呼び名です。重ねばきしなくともスカートにを膨らませることができる点で、一躍、ドレスの中の下着の主流となりました。

1850年代になると、クリノリンはますます進化し、針金やクジラのひげが骨組みに用いられ、軽くて着やすい点からますます重宝がられました。脱ぎ着が簡単なクリノリンの登場により、女性のドレスはどんどん膨らみ、かぼちゃのような真ん丸なシルエットが大流行しました。

下着があってこその華やかなドレスシルエット。時代はちがっても、アウターラインを整えるアイテムという点では共通しています。私は、昔のヨーロッパの下着であるクリノリンには馴染みがなくとも、現代のペチコートは愛用しています。最近は、ペチコートを身に着ける人が少なくなっているようですが、スカート下に一枚はくだけで、足のラインが透けるのを防いだり、洋服がきれいに動いたり、ペチコートはとても便利なんですよ。現代のペチコートも今一度、見直してみてはいかがでしょうか?

さて、クリノリンの後は、どのような下着に変化していくのでしょうか。つ、づ、く。

*この写真は京都にあるKCI「財団法人京都服飾文化研究財団」の展示室にて撮影したものです。写真は特別な許可協力を得て撮影させていただきましたが、来館は、平日でしたらどなたでも可能です。貴重な文化財に息をのむことでしょう。感動しますので、機会がありましたら是非!

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