映画マリーアントワネットに学ぶ下着史 vol.1
- Date
- 2007-03-21 (水)

数日前、王妃ランジェリーがはやりだすというお話しを書き込みましたけど、ただ単に、映画マリーアントワネットブームに便乗した流行ではないということを豪語したい!!!!!!!!
この写真はフランスの人気高級ランジェリーブランドシモーヌペレールの秋冬カテゴリーにあるADELAIDEのカタログなのですが、映画マリーアントワネットの写真が掲載されているのがおわかりでしょうか?なぜ、このように、一流ブランドがプリンセステイストのランジェリーをとりあげたのか、それは、この映画には単なる流行に留まらない下着界の真意が描かれているからなのです。
キルスティン・ダンスト演じるマリーアントワネット!とにかく、かわいい、キレイ、美しい!女性を誉めるすべての言葉があてはまるほど、スクリーンに咲き誇る優美な姿にはただただ絶句の映画です。
しかし、ただ単に王妃の美しさを伝えるだけではなく、14才にして祖国オーストリアを捨てフランス王太子へ嫁いだ姫君の生い立ちを綴るだけでもなく、映画マリーアントワネットには下着のルーツを知るに値するシーンがふんだんに盛り込まれているのです。
シュミーズドレスってわかりますか?今のスリップの原型にあたるものです。
実は、これを率先してきたのが王妃マリーアントワネットだと言われています。
それまでの下着は、とても窮屈なものをドレスの下に着て、ある意味、それが正装だと義務づけられていたのですが、ちょうど、マリーアントワネットの時代からだんだんと簡素化してくるのです。
映画の中盤で、母になったマリーアントワネットが別荘で子どもとたわむれるシーンがあります。その前までのシーンでは考えられないくらいゆったりとした白いネグリジェのような木綿のドレスを着て、草原を走るマリーアントワネット。堅苦しい下着から(皇帝での生活から?)解放され、自由なよそおいでのびやかに駆ける姿。この時着ているものがシュミーズドレス、後のスリップのルーツなのです。
マリーアントワネットが先導して、この手のドレス、今でいうラフ着を身につけなければ、木綿産業の発展も、私達が愛用しているキャミソールもスリップもなかったかも!!!というのは大げさでしょうか(笑)
そういう目線でこの映画を見ると、下着史を学ぶ楽しみもできますよ。
