デンマークに行くと、ついつい空に向けてシャッターをきってしまいます。
きっと、綺麗に見えるのでしょう。
デンマークの地形は非常に平らで、日本のように高低差がありません。
デンマークで一番高い山の名は"Himmel Bjerg(ヒメル ビャウ):天の山"といい
ますが、その高さ、驚くべからずたったの173mしかありません。なのに
“天の山”って。
デンマーク人にヒューモアがある人が多いのはこんなところからもお分かりいた
だけるかと・・・
ちなみに東京の高尾山ですら標高600m程ありますから、その高さはなんとな
く想像できるかと思います。
そんな土地のなだらかなデンマークにあって、空はとても広く見えるのです。
そういった自然環境的理由もありますが、やはり空がきれいに見えるもう一つの
ポイントとしては、国民性と言ってもいいかもしれませんが、デンマーク人は美に
対する意識が非常に高いと感じます。
デンマークの街並みが、田舎の風景が、インテリアやプロダクトのデザインが
綺麗に保たれてきたのは、様々な背景を基に人々の中に育まれてきたその
“美意識”によるものだと、私は確信しています。
もともと我々日本人も、非常に高い“美意識”を持っていたはずでした。
それがどうでしょう。 東京の街で空を見上げるとどうですか?
何が見えますか?綺麗ですか?
初めてデンマークの地を踏み、空を見て、その“豊かさ”に感動したのを今でも
忘れられません。
BoConcept南青山店 店長 山下 雄作