薔薇の花
「ぼくはあの時、なんにもわからなかったんだよ。
あの花のいうことなんか、とりあげずに、することで品定めしなけりゃあ、
いけなかったんだ。
ぼくはあの花のおかげで、いいにおいにつつまれていた。
明るい光の中にいた。
だからぼくは、どんなことになっても、花から逃げたりしちゃいけなかったんだ。
ずるそうな振る舞いはしているけど、根はやさしいんだということをくみとらなけりゃ
いけなかったんだ。
花のすることったら、ほんとにとんちんかんなんだから。
だけど、ぼくは、あまりにも小さかったから、
あの花を愛するってことが、わからなかったんだ」
サン=テグジュペリ
【星の王子さま】より抜粋
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今でも人を愛するっていう気持ちをまだ、私は理解できていないように思う。
誰かを大切に想う気持ち。
損得なしに、その人がただそこにいてくれるだけで幸せと感じられること。
存在してくれるだけでとても感謝の気持ちでいっぱいになるということ。
目に見える具体的なものばかり追い求めて、本質的なものを見落としている
のかもしれない。
こんな風に考えるキッカケとなった、とあるカフェの店長に感謝。
同時期に読んでいた、とある本に感謝。
この本いいよと薦めてくれた大好きな友人に感謝。
ふと身の回りを見渡せば、薔薇の花であふれているのかもしれない。
これに気づくか気づかないか、だけでも生きてる1日1日が違ってくるのかも、
しれない。