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カンポ・バエーザ先生の講演

Date
2009-07-03 (金)

先日、スペインの建築家カンポ・バエーザ先生の講演会に行ってまいりました。

先生の作品は光。この光のスタディーを繰り返しながら生み出される作品は、ストイックなまでにシンプルで美しいものばかり。きっと皆さんも一目でとりこにされるでしょう。
とにかくそんな作品を生み出す過程を聞くチャンス、逃す手はありません。なんてかっこいいことを言いつつ会場に着いたとたん、まっすぐサインをもらいに行ったりとただのファンになってしまいましたが・・・。
講演の方は、勉強になることばかりの濃い内容のものでした。ここで言うのはなかなか大変ですが、ひとつ、骨格つまり構造を第一とし、光はそれを奏でる上での調律として扱うべきものだとおっしゃっていました。これは我々にとっても、スタディを重ねて行くうちに時々ぶれてしまいそうになる重要なことでもあります。(当然、優劣ではなく相互関係が重要ということ。)
その頑な姿勢と膨大なスタディ、そして底知れぬ知識が、奇跡のハコと言わしめる作品を生み出す背景になっていることを痛感いたしました。
次々に写し出されるスケッチを必死にメモしながら、学生にもどったようななんとも言えない気持ち・・本当にいい時間をすごすことができました。

ところで、噂ではバエーザ先生は、時間に正確、まじめで硬い方と聞いていたんですが、実はとても陽気な方でびっくりしてしまいました。ぼくが笑った瞬間、銀歯と八重歯がにょきっとでたのを見られ、似顔絵を書いてくれました。これはうれしいプレゼント、大切にします。

それでは

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書いてもらった似顔絵です。silverって・・・


MARMO一級建築士事務所  森田 陽
e-mail : info@marmo.jp
URL: http://www8.ocn.ne.jp/~marmo

おめでとう!日本代表

Date
2009-06-08 (月)

やりましたね、岡田ジャパン。
いきなりの先制点に、これは楽しく見れそうだなんて呑気に構えていましたが、それもつかの間、審判という思わぬ伏兵のおかげで、本当に熱くなってしまいました。「アウェーだからしようがない」なんてかっこいいこと言えませんよねー。本来の力を発揮できているとは思えませんが、それでもこんな状態で90分耐え抜き、勝ってしまった日本代表、本当にすごいと思います。W杯本番はまだまだ先ですが、じゃんじゃんレベルアップした姿、期待しましょう。(個人的には松井くんにもっと出てもらいたいです)

それでは


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サッカーとは関係ありませんが、今建てている建物です。これについてはまた次回。


MARMO一級建築士事務所  森田 陽
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素晴らしいですSUMIKAproject

Date
2009-05-17 (日)

こんにちは
先日、東京ガスさんの主催するSUMIKA projectにいってまいりました。
これは、伊藤豊雄さんをはじめとする4人の建築家(藤森照信さん、西沢大良さん、藤本荘介さん)が、現代の住まいをテーマに、それぞれ住宅をつくってしまうというもの。
我々のように住宅を設計するものにとってはどうしても見なければいけないものとして大注目していたので、お誘い頂いたときは飛びついてしまいました。

そんなミーハー心まるだしのもと着いた先は宇都宮の住宅街。いきなり現れたのは西沢さんと藤本さんの作品。
西沢さんの住宅は、この地域の風の方位を考慮、風洞実験により構造のデザインが行なわれたもの。屋根にある開口はそれぞれ生活者の一日の活動の場にスポットがあたるようにあけられています。コンセプトはシンプルですが、その構造の見せかたといいなんとも繊細で美しいお家です。こんなお家にすみたいと素直に思います。

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外観
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これが屋根、構造部のデザイン。
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スティール扉がぐるっと全開放。
ちなみに左に見える柱は実は杭なんです。すごいことやりますね。


そして、なんといっても楽しいのは藤本さんの設計した「house before house」。
すばらしいの一言。森と住処が入り乱れて混在している状態。それがなんとも美しく表現されていて、身体的なスケール感といい、ディテールといい、一気に魅了されました。以前の著書で表現されていたことがそのままそこに実在している喜び、本当に楽しいお家です。がっつりと影響を受けてしまいそうで怖いくらいです。

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迷路のように自分がどこにいるのか分からなくなってきます。

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異常に?小さい登り口の穴。秘密基地みたいで素敵。
扉のサイズも小さくていいんです。


その後藤森さんのコールハウスを拝見し、いよいよ伊藤豊雄さんのSUMIKAパヴィリオンへ。
木陰のイメージをもつ、木によるランダムな構造体。これを折り曲げ、ボックス型にしたもの、なんて言い方は難しいですが、そんな建物です。TOD`Sビルの木造版といったところでしょうか。とにかくその構造のディテールが素晴らしい。木同士のジョイントは、中に鉄筋と樹脂により接合されて、外部にはいっさい金物など出て来ておらずビタッと決まっておりました。
そんなところに魅了されつつ細かいところを見ていくうちに、個人的に懐かしい思いと言ってはおこがましいのですが、昔僕が現場で坂本一成さんの建物を担当していたときの思い出を随所に見る事ができました。外壁に使われていた特殊な防水塗料や、見覚えのある雰囲気の家具、後で調べたらやはり家具はイノウエインダストリィさんでした。実は坂本さんのところに入っていた家具屋さんがイノウエさんで、その家具がとても素敵なフィンランドバーチ合板だったので、後日プライベートで担当者さんに同じ仕様のテーブルと棚を作ってもらったんです。(確かちょうど伊藤豊雄さんの展示会でお忙しい時期で、本当にご迷惑をおかけしてしまいました)。パヴィリオンにある丸テーブルやキッチンを見て、あの頃の大勢の若い人達が夜な夜ながんばってくれていた姿を思い出してしまいました。
この建物は、そんなデザインする側、実際それを作る側、それぞれのスピリットが痛いぐらい伝わってくる様な作品でした。

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外観
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構造のジョイント部。
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防水塗装とおさまり。
すごく難しいはず。かっこよすぎですね。

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キッチンのディテールとバーチ合板の丸テーブル。

さて、一日かけてこれらを見てまいりましたが、それでは全然足りないぐらいの濃い内容でした。今のところ一般開放されるのかどうか決まっていないそうですが、とにかくチャンスがあれば、ぜったいに見るべきプロジェクトです。教科書として、何度も足を運びたいと素直に思える住宅でした。ご招待してくださいました東京ガスさんには本当に感謝です。またこんな企画を次々に打ち出していただきたいです。


MARMO一級建築士事務所  森田 陽
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かわいいくま

Date
2009-05-01 (金)

こんにちは。

先日妻が購入したオブジェがあまりにかわいいので、今日はこちらをご紹介します。

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これはウォルター・ボッセのこぐま。他にハリネズミやらいろいろな動物のオブジェクトがありますが、どれもこれもかわいい。なかでもこのクマのよちよち歩きはぐっとくるものがあります。

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でもってこんなに小さい。

娘がいつか宝物にしてくれればうれしいねー、なんてことをはなしながらしみじみ眺めております。(その前にこの子が間違って食べてしまわない様気をつけなければ・・・)

それではよい休暇を。


MARMO一級建築士事務所  森田 陽
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基礎のおはなし

Date
2009-04-17 (金)

桜満開の時期もあっという間に過ぎ、今度はGW。開花のことを書いた前回からはや1ヶ月、これではいけませんねー。もっとアップがんばります。

さて、今日から数回「実際のお家ってどんな感じで建てていくのか」といったお話を写真を交えながらご紹介させていただきましょう。今お家を建てられている方やこれからという方の参考になってくれればうれしいです。


それではさっそく、今回は基礎の工事について

ご紹介するこの建物、施工業者さんは桜井ハウジングさん。若い情熱家の3兄弟。現場でわいわいやりながら進めています(今日はずっと邪魔してましたね・・・すみません)。

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まず工事に入ってやることはベンチマークやその他のポイントの確認、高さ関係(レベル)の確認、そして写真の様に実際の建物の位置を決める「やりかた」。これを工務店さんと一緒に行います。これを基準に「根切り」。いよいよ基礎の着工です。設計図の基礎や耐圧盤の形や深さに合わせて土を掘ります。


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根切り後、基礎用の型枠を建てて、砕石を入れて転圧、防水シート、基礎部には捨てコンといった順番に、鉄筋を組む前の下地を作ります。


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そして鉄筋組みや、アンカー(建物と基礎を結ぶ重要な金物)のセット。これがSE構法の肝、非常にシビアな作業なのでトランシットを使って確実な位置に決めます。これら完成後には配筋検査を行いますが、僕のやかましいお小言?に、桜井さんばっちり対応してくれましたね。ほんとうにありがとう。


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すべてクリアしたらようやく耐圧盤のコンクリート打設を行います。その次にまたチェック後、基礎の打設という感じで流れていきます。


今回は型枠をパネコートという、打ち放し用のものをつかった為、基礎がつるんつるんの見事なものになりました。一般的に木造の見えてくる基礎部は、最後にモルタルなどで化粧をするのですが、今回はこのまま仕上げにしたいぐらい迷ってしまいます。

少しマニアックなお話ですが、お分かりいただけましたか?

デザインとして見えてこない分とても地味に思えますが、僕らにとって工事中ではこの工程がもっとも神経を使うところなんです。

なんて偉そうなこといってしまいました。

次回は上もの(建物)のお話いたします。


それではまた。


MARMO一級建築士事務所  森田 陽
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開花ですね

Date
2009-03-21 (土)

いよいよ東京も開花宣言。ほんの少しだけ咲いている桜を見ながら(というか探しながら?)家族で井の頭公園を散歩していました。すでに周りのお店もお花見ムード。来週あたりからはじまる本番は大丈夫なのかというぐらいのにぎわいを見せていました。ほんとに吉祥寺はストレートで楽しいところです。

さて、先月のブログでお話ししましたMさんご家族のお家がいよいよ工事着工。
地鎮祭も不安定な天気が続くなか丁度晴れた日に行うことができました。よかった。

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こんな感じでわいわい準備します

不思議なもので、お式や着工の日を雨で迎えると、なぜかその工事の、例えばコンクリートの打設や上棟の日などの重要な日ほど雨に泣かされるなんて話があるんです。以前上司からそんな話を話半分にきいていたんですが、僕自身、いろんな現場でそんなことを経験すると、まあ偶然偶然なんて頭で分かりながらも、うすら寒くなります。(晴れ続けていたのにその日に限って突然大雪なんてこともありました)

話がそれてしまいましたが、今までこのブログ上で建物を建てていく過程など、あまりお話してなかったので、これを機会に実際にお家が出来てゆく様子をできるだけ細かくご紹介させていただきたいと思います。(SE構法という、一般の在来工法や金物工法とは違った考え方をもつ構造を採用していますので、こういった技術的なお話も合わせてできればうれしいですね。)

それではまた。


お知らせ

MARMO一級建築士事務所のホームページを開設しました。

URL: http://www8.ocn.ne.jp/~marmo
(なおinternet explorer6以下のバージョンでは正確に表示されない場合がございます)

今後ともよろしくお願いいたします。


MARMO一級建築士事務所  森田 陽
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もう2月も半ば

Date
2009-02-18 (水)

先日、村上春樹さんのイスラエルでのスピーチを聞き胸を熱くされた方も多いのでは?
僕もその一人、壁と卵の話に、村上さんの強い勇気とやさしさを感じました。昔、思いのほか興奮しながら読んでいた「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」。このスピーチを聞いたあとに読むと、きっとまた新鮮な発見があると思います。

さて
去年から設計していたMさんご家族のお家がもうすぐ着工。ふと思い返してみると、打合せの期間、Mさんに赤ちゃんが生まれ、さらにすぐ後、今度はうちにも赤ん坊が誕生し、他にもいろいろ、なんだか漫画みたいな展開のもと、ここまでといった感があります。出会って間もない人同士が仲良くなり、わがままを言い合える間柄になり、そのご家族の出来事に一喜一憂しながらいっしょになってお家を建てていく。先日、以前設計したNさんのお家でパーティーを開いていただきましたが、そのお家での暮らしぶりを拝見し、「お父さんはいつも見ているからなっ!」というような気持ち?になりました。
このお家が出来たときも、きっと同じ気持ちになるんでしょう。幸せな仕事です。

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がんばって素敵なお家にしていきましょうね。(バレンタインのケーキごちそうさま。)

それでは

marmo一級建築士事務所 森田

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