かかわり
- Date
- 2007-10-30 (火)
素材に形をあたえ、それが周りの空間へどのように影響するのか、これを考えているのは何より楽しいことです。
エデュアルド・チリーダという彫刻家がいます。
去年でしょうか、鎌倉の近代美術館でちょうどこの人の展覧会をやっていて、これがまたすばらしかった。石、紙、鉄といった素材が、生き生きとしたリズムをうみだしていて、ほんとに楽しい。鉄そのものが、軽さやバランスであったり、ぐにゃっと棒状にからみあったりと。。どうしても単体でみてしまう癖があるんですが、規模が大きくなればなるだけ、周りの環境との対話、自然界のバランスといった意思がわかってきます。なんてえらそうな事をいってしまいましたが・・・。雄大で暖かい意思です。
ぼくの好きな建物にスイスの建築家(彫刻家)ペーター・メルクリの「彫刻の家」というのがあるんですが、この建物にも、すこしチリーダとは勝手はちがいますが、同様な空間と彫刻の対話があります。
入れ子のような関係、建築と環境のかかわり、素材同士と空間のかかわり。どちらもつなぐ、断つの選択はありますが、何はともあれ、この意思が形になってあらわれてくれたときがほんとにうれしい瞬間です。
ちょうど光が入ってきた時。工事中に出会うこんな瞬間が素敵です
それではまた
