部材に宿る
- Date
- 2007-09-18 (火)
木造の住宅をメインにしているにかかわらず、うちのスタッフは僕も含めてとにかく製作金物が好きですね。見切りを鉄でこう見せようとか、手摺のデザインはこうだ!とか、こういう事を考えているときは、ほんと幸せです。
で、普段お付き合いしている清水鉄工の宮野さん。こんな僕らがいつも頼りにしている人。この人がまた素敵なひとで、こちらの意図を汲んでくれた上に、改めて再設計、さらに自ら施工。いいかげんなことを言おうもんならクールなつっこみが飛んできます。ほんといつもありがとうございます。
Boconcepthouseでもやった手摺のデザインが、僕自身相当気にいってしまったので、同様のものを今建てている家にも採用したのですが、今回、部材の状態をカメラに収めました。
この手摺は、鉄の無垢棒が、丸鋼を受け取るイメージでなければ成立しないデザインなんですが、この写真のように、結果オーライではなく、部材が、上にのってくる手摺を待ち構えています。意図が丹精に部材の時点でにじみでている。これを見てしまったら、愛せないわけにはいきません。
ものづくりは、やはりこういったある意味“宿った”仮定が最も重要であり、結果は後についてくるものだと思える瞬間でもあります。
今日は少し濃いですね。次はもっと軽快な内容にします。
それではまた。
