アメイロノケンチク006
- Date
- 2007-03-01 (木)
音楽をかけて部屋にいる。
目の前の棚に積まれたCDは、異なるふたつのアプローチを辿って、ここにいる。
ひとつは追い求めて、追い求めて手に入れたもの。もうひとつは友人から譲り受けたり、偶然に手にしたもの。
そういえば、わたしがモノを手に入れる過程では、圧倒的に前者が多い気がする。情報を集め、それらを吟味し、足を使い、手に入れる。そのプロセスも含め楽しんでもきた。しかし棚に積まれたそれは、必ずしも偏った割合で存在してはいないようだ。
建築の現場は不測の事態の連続である。実際、建築をつくるうえでは図面に記された情報だけでは不十分で、現場である種の決定をしていく。
偶然性のうえに成り立つ決定。これは必ずしも間違いではない、と最近思っている。偶然に導かれた寸法や予期せぬ色合い。。そんな中にも意思が宿ることがある。
合理性と偶然性
相反するふたつの要素
その両極に揺れながら、またモノを創る
要素を減らし、情報を減らし、偶然を大切にする。そして心身とも身軽になっていく。
偶然へのリスペクト。
これは最近立てた暮らしの中のゆるいルール。
