Beauty Beride

アメイロノケンチク005
Date
2007-02-25 (日)

紙と鉛筆。
日々、ドローイングを描く。

フリーハンドで描く線。空間をイメージさせるスケッチ。断片的なテキスト。
どれも同じ様に大切にする。
プロジェクトを押し進めるきっかけになる瞬間の出来事。既にエッセンスは凝縮されていて、
その後のプロジェクトを支えていくよりどころになる様な強い存在感。
建築やプロダクトには、後々にまで語られる様なドローイングが数多くある。
それらは完成品が素晴らしいから伝説になる訳ではなく、アンビルトなものも数多い。
時代の空気と強い意志を内在したある種のスタート地点。


設計が建築に関わるとき、それは常に未完成な状態を指す。
そんな状態を繰り返しているからだろうか。未完成のクリエイションに惹かれている。


ギター1本で吹き込まれたデモテープ。
描きかけの絵画。
削り始めた彫刻。
未編集のフィルム。
校正の入った原稿。。

未完成のクリエイションの魅力とは何か
まだ世に出る準備の済んでないもの。または世に出る前提のないもの。
それらの経過を垣間見ることは、その思考を辿る行為でもある。
彼らはどこから来て、どこへ向かうのか。緊張感と共に向き合い、その呼吸を確かめる。


紙と鉛筆。
今、またテキストを書き留めている。


D3Studio建築設計事務所

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