ゲーン・マッサマンという名のカレーについて
新年早々昨年の話で恐縮ですが、昨夏、アメリカの情報サイト「CNN Go」
で「世界美食ランキング ベスト50」なるものが発表されて、なんと1位に
輝いたのが「タイ料理のゲーン・マッサマン」という一品でした。
私もインターネットニュースでそれを偶然読んだのですが、その時に
思ったことは、
「ゲーン・マッサマンって何?」
だって、タイにそれなりに長く住んでいるのに一度も、本当にただの一度も
耳にしたことのない料理名で、これだけ飽きずにタイ料理を食している
自分としてはむしろ、誰が選んだのか知りませんが「世界で一番おいしい」
と言われる食べ物が自分の住んでいる国にあるのにそれを知らないことに
少なからずショックを受けました。
そして、そのニュースを読んだ直後、隣に居たタイ人スタッフに
「ねえ、ゲーン・マッサマンっていう食べ物はおいしいのかい?」
と聞いたところ、
「タイ人はあんまり食べないね」
との回答。しかもほぼ即答。
こ、これはどういうこと!?
ということで、日本からいらしていたお客様で私と同様、このゲーン・マッサマンが
気になっていた方と一緒に会社の近所のレストランでトライしてみました。
レストランに行く直前に、タイ人スタッフがいかにも親切そうに
「ゲーン・マッサマンよりもゲーン・キヤオワーン(グリーンカレー)の方が
おいしいからそっち食べた方がいいよ」
という、これからそれを食べに行く人に対して言ってはいけない発言を
半ば無視してレストランへ。
オーダーして出てきた食べ物がこちら。
オレンジ色のカレー。
ゲーンと言うのは、本来「汁物」というタイ語ですが、カレーという意味でも
使われます。
後で調べたことですが「マッサマン」というのはどうやらイスラム教徒を
意味するようです。ということは「イスラムカレー」。
味について。
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・・・・ うん、確かにゲーンキヤオワーン(グリーンカレー)の方がおいしいかな。
レストランに行く直前にアドバイスをくれたタイ人スタッフの親切心を痛感。
辛くはありません。バター風味です。そしてピーナッツみたいな豆が入っています。
じゃがいもがたくさん入っています。
・・・・・・・あの、これ、誰が食べ歩きをして「世界一おいしい」って言ったんでしょう?
アジア人じゃないでしょ、決めた人?
というのが全員の感想でした。
大変残念なことに、こちらの料理、完食に至りませんでした。
そもそも、「世界一おいしいタイ料理、ゲーン・マッサマン」っておかしいわ。
だって、タイ人の95%くらいが仏教徒なのに「イスラムカレー」は
ないでしょう。 タイ南部のマレーシアに近い場所の料理ということですが
元を辿るとやっぱりマレーシアから伝わった料理らしい・・・・。
残念ですがもう食べないと思います。
期待している方には大変申し訳ない今回のネタですが、百聞は一見にしかず。
味覚は千差万別。是非一度タイにいらした際はトライしてみて下さい。
でもね~、ピーナッツって・・・・ ねえ~~~???