昨日、バイテックという大型展示会場(日本でいう幕張メッセのような場所)で
某韓国野獣アイドル(もう大体想像できますね)のコンサートに行って来ました。
コンサートなんて何年ぶりだろう?
確かLAに居る時に知り合いからチケットをもらって行ったBeastie Boysのコンサートが
最後だったような。
昨日は、韓国人アーティストのタイ公演ということで、ファンはもちろん大半が
タイ人でしたが、タイに在住と思われる韓国人の方や、一世を風靡した
ロシアのアイドル、tatuを彷彿とさせる東欧の女性2人組やら、マレーシアから
来たらしき女性集団、そして私のような日本人など、さすがはメトロポリタンシティー
バンコクらしいバリエーションに富んだ客層でした。
宗教上、こういう時でももちろん全身を隠さなくてはいけないイスラムの方々が
アイドルのうちわを持ったりペンライトを振って絶叫している様は、なかなか
見ごたえがありました。
それと、これはタイらしいな~と思ったのですが、観に来ていたお客さんのヲキャマ率が
異常に高かった(笑)
完全に女に入れ替わった完璧なヲキャマもいれば、今日本で話題の
「少女時代」の振り付けコピーユニットの「遠藤時代」の遠藤さんのような方の
多かったこと!

雄叫びをあげながら盛り上がる彼らを見て、韓国人アーティストは恐怖を
感じなかったか心配です。
がたいのいい体にショートパンツ&ハイヒールとか、超スキニージーンズに
ハイヒールをはいた人達が大勢いてキャピキャピしていたのは、ここタイだから
見られる光景です。
周りもその光景に無反応なのが、タイでいかに彼らが市民権を得ているのかを
物語っていました。
ここタイでは、日本で韓流アイドルが台頭してきた昨今よりもずーーーーーっと前から
とっくに韓流ブームが来ていました。
今、日本ではこの韓流ブームの賛否で揺れているようですが、私は日本ではない
異国の地にいながら韓国人アーティストのコンサートに行った身なので、なんとなく
中立の立場で話ができるかと思い、今日は韓流ブームの賛否で揺れる日本に
ついて私の意見を書いてみようと思います。
本題に入る前の前置きが長くてすみません。
先週、日本のある若手俳優さんが「この戦後最大の危機の今、日本のTVは
なぜ韓国ばかりを取り上げているのか。もう辟易している」というような内容を
彼のツイッターでつぶやいて物議を醸しました。
彼は、韓国のドラマやアーティストに対して何かを言ったというよりも、むしろ
日本のメディアに対して疑問を投げかけたのでしょうが、やはり彼の仕事柄
こういう内容のことを発言してしまうと、芸能界には居辛くなるのでしょうね。
すぐに事務所も辞めてしまったそうですが、形的には自主的に辞めたというよりも
事務所からの圧力があって、そこで大事に至る前に自主的に辞めます、となったとか。
このニュースを見て思い出したのが、最近「反原発」を訴えて、ことが次第に大きくなって
所属事務所を辞めた同世代の俳優さんの一件です。
日本は言論の自由は認められているものの、芸能人の方々は所属事務所と
メディアの繋がりから、こういう時事問題の繊細な話題に触れるのはご法度
なんでしょう。
正直、所属事務所を辞めるまでならなくても・・・・と思ってしまいます。
昨今の日本の韓流ブームに関しては、これは相手が韓国という国であったために
政治的な話題を無理矢理繋げたり、過去の歴史をさかのぼって結びつけて考えたり
する人が多く、本来のアーティストの実力や、ドラマであれば内容の充実や完成度の
高さといった判断基準で評価をされていないような気がしています。
タイに住んでいる私にはそう見えてしまいます。
タイと韓国は、日韓関係とは全く違う関係性なので、タイ人は韓国のドラマや
アーティストの本質を見て、みんなが好きになってどんどん人気に火がついて
今のタイの一大韓流ブームに至ったような気がします。
日本はそうじゃないような・・・・・。
日本のインターネットに出ている韓国人アーティストに関するニュースのコメントは
「反日のくせに日本に来るな!」
とか
「竹島は朝鮮人には渡さないぞ!」
など、読んでいてうんざりするような内容のものがいっぱいです。
彼らが「日本嫌い」って言ったわけでも「独島(竹島の韓国名)は韓国のものだ!」って
言ったわけでもないでしょうに。
(中には実際に言った人もいるのかもしれませんが)
私は、韓国のアーティストはみんな歌も踊りもうまくて、相当なトレーニングを積んで
努力の末にデビューしているんだろうな、と感じられるので好感を持っています。
同じアジア人でも雰囲気が違うし、彼らには日本人が持っていないものを感じます。
でも、これはもちろん日本人アーティストだって外国人から見たら同じような
要素を持っているはず。
聖子ちゃんや宇多田ヒカルだって、日本だけにこの才能をとどめておくのはもったいない
ということで全米デビューを果たしたのでは?
日本人だって、場所こそ違うけどそうやって海外へ飛び出しているのに、欧米からの
アーティストには寛大でアジア諸国からのアーティストには閉鎖的な雰囲気の日本が
ちょっと気になります。
タイ人アーティストも日本でデビューをした人たちはいますが、欧米の方々と比べたら
全然取り上げてもらってなかったし。
とりとめがないので、そろそろ意見をまとめてみます。
今の日本のTV番組が、どれだけ韓国のものに染まっているのかは分かりませんが
タイでも状況は似たようなものだと思います。
でも、それは需要があるから供給されているのでしょう。
需要がなくなれば自然と消えていくはず。
好きなら好きでいればいいし、自分の好みに合わないと思ったらドラマも観なくていいし
音楽を聴く必要もない。
自分達で捨取選択すればいいだけの話なのではないでしょうか?
ただ、韓国に限らず、映画や音楽を観も聴きもしないで「○○の国のだから嫌」と言うのは
やめましょう。
そういうこと言うのはちょっと悲しいから。
だって、昨日アイドルの顔の写真がついているうちわを掲げて絶叫しているイスラム教徒の
女性軍団を見て、なんだか微笑ましいというか、(ああ、彼女達もアラーだけじゃないのね)
↑ 問題発言!?
って私も思えて、ちょっと遠い存在に感じていたイスラム教徒さんに少し親近感を持てたから。
意外と、国の壁を取り払ってくれるのって政治家ではなくて、映画やドラマ、アーティスト
なんでしょうね。イスラム圏のアイドルだって、まだ観た事はないけど、もしかして一度観たら
一気にハマる可能性だってあるわけだし。
こういうことって大事だと思うんです。
食べ物に限らず、何でも「食わず嫌い」はいけないよね。っていうのが私の意見です。
長かったですが、皆さんいかがでしょう?
今回のテーマは、私が外国に住んでいるからこそ書けた内容でした。
私は八方美人の平和主義者なので「みんなが幸せに」というのが一番好きです。
(そんな理想ばかり言うな!って声が聞こえてきても平気!)
嫌い嫌いって言うよりは好き好きって言っていたい。
何はともあれ、昨日のコンサートで久々にアドレナリンと女性ホルモンが大量分泌
されたので、明日からまたお仕事頑張ります。